6月8日の”ためしてガッテン”で放送していました、大分医科大学坂田利家名誉教授のヒスタミン理論です。
1口30回噛む食習慣で、余計な食欲をなくすことで、自然に過剰な摂取を抑制できます。
詳しくはHP”糖尿病外来”の”食事と運動”に加筆しましたので参考にしてください。
6月8日の”ためしてガッテン”で放送していました、大分医科大学坂田利家名誉教授のヒスタミン理論です。
1口30回噛む食習慣で、余計な食欲をなくすことで、自然に過剰な摂取を抑制できます。
詳しくはHP”糖尿病外来”の”食事と運動”に加筆しましたので参考にしてください。
糖尿病の治療に新たなページが開かれた。
DPP4阻害薬という薬。副作用としての低血糖が少なく、インスリン分泌を血糖に応じて調節させるという薬。
著効例ではHbA1Cで1.7-2.0位低下させる。
今後これらの薬が続々でてくる。
A1Cがよくなるのはよいが、その結果それ以上に食べてしまう危険性があるが、DPP4阻害薬は今までの薬剤と違って余計な食欲がでないところがよい。まだ2週間処方ではある。
タグ: 糖尿病 DPP4阻害薬 低血糖 食欲 インスリン分泌
糖尿病は早い段階でどれだけ食事、運動を含めた治療を受け入れることができるかが大切です。
”糖尿病前状態”というようなまやかしは通じません。厳しいようですが。
そのような状態は糖尿病だと認識して、治療を開始したほうがいいです。
糖尿病で注意しなければならないのは、血糖だけでなく、血圧、脂質です。
血圧、脂質は薬剤の発達でかなりコントロールできます。まずこれをきちんとすることです。
それからだんだん血糖:つまり食事のコントロールです。
医者は薬を選ぶのが仕事ではありません。
患者さんの生活をサポートするのが糖尿病診療医の役割です。
ややもすると食事療法は乱れがちです。または偏ったり、やけ食いしたり。
これをどのようにその人に合った形でフィットさせていくかが医者の医者たるゆえんです。
厳しい指導は簡単です。厳しい指導にもそれなりの成果もあります。それについていく患者さんたちもいるでしょう。
一方で厳しい指導から逸脱してしまう患者さんもいるでしょう。この人たちもなんとかしなければなりません。
医者も万能ではありません。厳しい指導をするという趣旨の考えで医術を発揮し、患者さんを救うのもひとつです。
一方でもうすこし緩やかかもしれないがアドヘアランスを守りながら診療していく医者もいます。
要は患者さんも自分に合った医師を選んで、その人とともに歩んでいくことですね。
自分に合っているというのは、自分のわがままを聞いてくれるということではないのです。
極論的には、この医師に診療してもらっているなら、”命”をかけてもいいと、思える医者でしょうか。
私もそのような医者になろうと努力しております。まだまだですが。
タグ: 糖尿病 治療
糖尿病治療でもっとも効果があるのは何でしょうか。(ここで言う糖尿病は2型糖尿病が中心です)
SU剤?:たとえばアマリール、ダオニール、グリミクロンなど
グリニド?:ファスティック、グルファストなど
アルファーGI?:ベイスンやグルコバイ、セイブルなど
グリタゾン?:アクトスなど
ビグアナイド?:グリコランなど
それともインスリン?
いずれも違います。
答えは運動と食事です。
この治療なくして糖尿病の治療は成り立ちません!!!。
薬の発達で高血圧や脂質異常はかなりな程度、薬剤にてコントロールができるようになりました。
高血圧や脂質異常の場合、生活習慣の変更はそれほど大きくなくても、副作用も少なく、薬を飲んでいればよい状況がおおいのです。
しかし!!!
糖尿病は薬だけではコントロール不十分です。
ところで、糖尿病のコントロールの良い人はどんな薬を飲んでいるか?
答えは、薬は飲んでいない! 運動と食事をしっかりしている。
すべての糖尿病の方に当てはまるわけではありませんが、HbA1Cのコントロール良好な方は、必ず!!!運動と食事療法をしています。
糖尿病治療が他の生活習慣病治療と違うことをお分かりいただきたくてブログに載せました。
タグ: 糖尿病 高血圧 脂質異常 生活習慣病 薬物療法 運動 食事 食事療法