お知らせ ( 2011年3月 の記事 )

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2011年3月30日(水)

産業医の項目に”ラインおよび上司による復職後の支援”を追加


 
2011年3月29日(火)

正確な情報伝達と情報の受け手

 

正確な情報伝達は大切ですが、なかなかそのようにつたわらないことが多いです。

こんかいの原発の情報もそうですが、正確を期すためにかえって話がぼけてしまう。しかし現実というのはそういうものなのですが、そのような確率論的状況をいくら正確につたえても、受け手がその情報を正確に受け取れない場合、正確な情報提供が帰って曖昧に聞こえてしまいます。

このようなとき、受け手の理解の範囲でしか、または受け手の都合にあわせて情報は受け渡されるのです。

たとえば薬ですが、薬の作用はそれぞれあるわけです。一方でどの薬も紙に書ききれないくらいの副作用が報告され、能書きいっぱいに記されています。お薬を飲む方のなかにはこの能書きを隅から隅までお読みになり、薬の副作用を評価なさる方もいます。

もし副作用だけを評価したならば薬は飲まない方がよいに決まっています。だからのまない人もたくさんいます。

これはほかのたとえもあります。外に出るとくるまがとおっているので、交通事故にあう可能性があるから、外に出ない、といっていることと同じような気がします。

今回の原発事故の情報発信も発信元が正確に発信するあまり(正確に発信しているものと信じておりますが)、作用ばかりでなく、良くないことまで正確に伝えてしまいます。

残念なことにこのような情報を私たちはどのように評価したらよいかの教育を十分受けていません。

情報というのは受け手の都合のよいように伝わってしまうのです。

そこで権威の方々が”正しい”と思われる解釈をしてただくわけですが、それによって安心したり、不審に思ったりするのです。

いずれにしても物事の良い部分と悪い部分をふくめて広い視野で評価できるように日ごろから訓練したいものです。


 
2011年3月27日(日)

4月29日ー5月8日休診。5月9日(月)より通常診療

5月の大型連休休診日程です。よろしくお願いします。

御間違えのないようお願いします。


 
2011年3月26日(土)

薬がない:被災地および東京など

被災地に救援に行った医師の話ですが、薬がないので、救える命も救えない、慢性疾患が多いために、継続的な薬品の供給がないとどうしようもないということでした。特に糖尿病のインスリン、高血圧患者の降圧薬、透析などなど。

今回の災害による医療支援は通常の災害医療支援と多少とも異なるようです。

通常の災害支援は外科ないし整形外科的治療というべきか、外傷にともなう治療が多いのです。災害救助にむかった医療スタッフは寝る暇も惜しんで任務を全うしていると聞いています。

ところが今回の震災では、もちろん外傷も多いのですが、それ以上に、津波から逃れられた方々で高齢者しかも持病がある方の比率が極端に多いようです。

このため災害救助もさることながら、慢性疾患への日常的診療も継続的に行われるべきところ、医薬品の物流が滞ったため、医師や医療スタッフが災害救助の装備をしても、場合によっては十分機能せず、それよりも通常診療の医薬品がないことが大きな課題となっているようです。

すでに震災から2週間。時期的にも急性期疾患から慢性期疾患というか、避難した方々の通常の医療がすこしでもスムーズに行われるよう願っております。

持ち場を離れると(先日そのような状況になってしまったのですが)それだけで通常診療を受けている方にご迷惑をおかけしてしまうことことになり、持ち場を離れることはできないことが分かりました。粛々と業務を行っていくことが良いのだと思います。

 

 

一方で医薬品製造工場が震災によって稼働しなくなったために、チラージンという甲状腺疾患治療薬の供給がまったくされなくなりました。被災していない日本全国でこの薬がない状態となっています。また点滴用の輸液製剤も供給制限があったりします。


 
2011年3月22日(火)

診療再開:このたびの休診について

3月22日より診療を再開します。

このたびは3月18日19日と臨時休診し、ご迷惑をおかけいたしました。

地震の影響だけでなく、こういうときにはなぜか偶然にも悪いことが重なるもので、地震をきっかけにした当方の個人的状況と重ね合わせ、どうしようもなく休診してしまいました。やはり地震の影響というのはこんなところまで及ぶのかと驚いてしまっています。

私も真摯に業務をこなしてきたつもりですが、どうしようもない状況というのはあるものですね。これはいたしかたないのですね。不測の事態が重なると業務は停止せざるを得ないのだと思いました。

休診中もご連絡いただき、当方の十分でない状況にご理解を頂戴し恐縮いたします。処方につきましても受診している方々、近隣の先生、薬局の方々など、皆様のご協力により、なんとかすることができました。何べんもご連絡を頂戴し、当方の調整をさせていただける状況をつくっていただいた方もいらっしゃり、感謝に堪えません。

つきましては22日より通常通りの診療となります。

よろしくお願い申し上げます。

今回の休診にて当方の危機管理上の問題点が浮き彫りになりました。今後それらの点を改めてまいりたいと思います。ご協力のほどをお願い申し上げます。

1)危機管理とっても地震、津波、火災、被災、避難、自主避難、自宅待機、外出禁止などのほか、様々な状況が考えられます。時間的余裕のあるときもあれば、ない時もあります。その意味では想定しきれないことが起こってもおかしくないと考えてしかるべきでしょう。とはいえ、ある程度の状況に対応できるようにしておくべきかと思います。

2)連絡事項はホームページおよびメールとします。緊急時の電話は使用に耐えないことが分かりました。また当方の対応が限られてくるために難しい部分を含んでいるので、検討課題とさせてください。

3)院内処方については原則的に行わないことといたします。

4)緊急時に服薬状況が分かりにくくなると困るので、お薬手帳を有効に活用したいと思います。

5)降圧薬、糖尿病薬などは余分にお持ちになることをお勧めいたします。

6)そのほか順次対応を進めてまいります。