糖尿病治療のゴールがあるかどうか不明ですが、多くの医師が目指しているのは、
平均余命位までなるべく高いクオリティで生活し続けられること
だと思います。
このために、
1)A1Cをで少なくとも6.5以下、できれば5.8以下
2)血圧、脂質を正常範囲に。
3)禁煙
4)がんの予防
この4つを目標として治療することになります。
この目標にはそれぞれの重みがあるのですが、
1)糖尿病の合併症は血圧と脂質によって左右されるので、まず第1に血圧と脂質を薬物療法を含めて早急に正常範囲にする。
2)A1Cのコントロールは永続的には難しい。まず自分のできる生活習慣の是正から。それでもだめならば薬物療法。主体はあくまで食事療法と運動療法。食事と運動では食事療法が主体。運動療法で減量することは勧めません。さらに薬物療法はどの薬でも、たとえインスリンを使っても補助的です。
3)禁煙は必ず実現させる。
4)人間ドックなどでがん検診を怠らない。ただし予防できるがんと、予防しにくいがんがある。予防が可能ながんは胃がん、大腸ガン、前立腺がん、子宮けいがんなど。予防しにくいがんは肺がん、胆のうがん、膵臓癌など。


