そねクリニック|東京都新宿区 バイアグラ レビトラ 肥満外来 メタボリックシンドローム

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メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム ―21世紀の生活習慣病―

メタボリックシンドロームとは、
1) 肥満(正確には内臓肥満)ウエスト男性>85cm、女性>90cm
2) 高血圧(上の血圧>130または、下の血圧>85)
3) 高脂血症(中性脂肪>150またはHDLコレステロール<40)
4) 糖尿病ないし耐糖能異常(空腹時血糖>110、HbA1C>5.8または、食後血糖>140)

などの疾患を併発ないしその予備軍を含めた病態を併せ持つ症候群です。それぞれの重症度はそれほどでもないのに、2つ3つと重ね合わさると動脈硬化への影響は数倍から十数倍になると考えられています。現在その診断基準が策定中ですが、上記の条件を一つでも満たす場合は、メタボリックシンドロームの診断されたことになります。
 メタボリックシンドロームは上述のように動脈硬化と最も関連が強いと考えられています。そのため生命予後を含めた将来的な生活のQOLを規定する大きな疾患群といえます。いわゆる生活習慣病として高血圧、肥満、高脂血症、糖尿病がありますが、それらは単独で発症するよりも複合的に発症してくくることが多く、メタボリックシンドロームとほぼ同様な疾患群と考えてもいいかもしれません。
 病気の本体はインスリン抵抗性であると考えられています。インスリン抵抗性とはインスリンの作用しにくい状態です。この病態にはアディポネクチンとかPPARγといわれる物質が関与しているようですが、いまだに研究段階です。
 メタボリックシンドロームとしてはっきりわかる兆候は内臓脂肪です。したがってウエストが85cm(女性は90cm)以上であれば、どんな身長であれ、メタボリックシンドロームであると考えても過言ではないようです。
治療はそれぞれの疾患を単独に治療するのはなく、総合的な診療が必要です。

1) 生活習慣改善のための行動変容プログラムとその支援
2) 適切な薬物による治療
3) それらの総合的コンサルティング

メタボリックシンドロームの治療の本質は生活習慣改善です。この改善なくして良好な治療結果を得ることは不可能です。生活習慣は短期間変えれば良いのではありません。より良い生活習慣に変容するような長期的なビジョンを必要とします。そのためには生活習慣改善のビジョンを共有できるスタッフと共に少しずつ改善して、無理のない行動変容がもっとも効果的です。その意味ではその方々の生きている本質に迫る診療を医療スタッフ側は要求されていることになります。
メタボリックシンドロームの診断基準をみて頂きますとわかりますが、おそらく多くの方があてはまり、またはその候補であると思われます。メタボリックシンドローム克服こそがより良い老後のために欠かせない条件です。
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