ハラスメント:いわゆるいじめです。
1)セクシュアルハラスメント(セクハラ):性的ないじめ。一般に男性から女性にむかっておこります。場合によっては女性から男性へのセクハラもあります。性的に決定されている身体的特徴をターゲットに発生します。
2)パワーハラスメント(パワハラ):上司が部下に対しておこなういじめ。指導という名でいじめていることもあります。
3)同僚によるハラスメント:まだ言葉はないのですが、同僚をcolleagueというのでコリハラとでもいうようになるでしょうか。
どのハラスメントも基本的には以下のようです。
1)言葉によるいじめです。暴力などの危害を加えるような行動はバイオレンスといいます。
2)ハラスメントされる側からの指摘によってハラスメントとわかることが多い。逆に言うとハラスメントする側にハラスメントだと気付いていない場合が大変多い。もし気付いていてもそれを隠すようなある種の言い訳をもっている。とはいえ、はたから見るとハラスメントだと納得できることが多い。
たとえばパワハラの場合、ハラスメントしている上司は”指導”していると言い張ることが多い。もちろん心の奥底はわからないが、そのような”言い分”をもってハラスメントしている。
セクハラやコリハラの場合、ハラスメントする側はからかい半分である。突然起こることもあるが、ハラスメントに至る前にハラスメントになるかならないかの状況が存在している。この段階ではお互いが”楽しんでいる”ようにみえる。ハラスメントを受けても”楽しんでいる”ようにみえる。
3)ハラスメントされた側は大変傷つく。出勤意欲がなくなってしまう。鬱になる。孤独だと感じる。人を信じることができなくなってしまう。
4)ハラスメントというのは残念ながら人間にとって根源的な性質だと思われます。ハラスメントする側はこの根源的性質をそのままむき出しにするようなことはしないで、言い訳や理由によってカモフラージュしてハラスメントにおよぶのです。
5)このようにハラスメントの問題は加害者側のハラスメントへの罪の意識が弱いのに対し、被害者側は人間としての社会生活をほとんど葬り去られてしまう可能性があります。
6)しかもこのような状況に会社側が何かの手だてができるかというとこれがなかなかできないのが現状です。社内教育を行い、相談窓口などを設置して、ハラスメント発生に対処していかなければなりません。


