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2008年8月8日(金)

つながりのある生き方

 心身医学の認定医をとっているので、心療内科も少し診ています。
 その中で最近(という言い方が当たっているのかどうかわかりませんが)、20歳代のご相談の多くにつながりのない生活しているという印象を多く受けます。いわゆる孤独な生活を感じます。
 これは当たり前なことなのですが、このような感じをもってしまう方々は、まず家族との距離がありすぎる。親、兄弟を含めて。次に(真の意味で)話せる友人がいない。多くの場合パートナーが自分の話を聞く状態にない。聞く耳をもつかもたないかは別として。また、一緒に住んでいる住んでいないも別として。
 つまり自分をつなぎとめておく人間関係がほとんどない。
 心身医学でも心療内科でも”傾聴”といいます。
 
 人は話を聴いて(聞いてではない)もらえないと、自分をわかってもらっていないという孤独を感じます。歳を重ねて孤独に耐えられるようになってくればよいのですが、20歳代ではまだその孤独にはたえられません。つまり、つながりのない世界にいるのとおなじになってしまします。
 文明としての繁栄を享受できても、心の豊かさを築きあげていくことは別なことのようです。
 家族という役割もここにあるのでしょう。


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