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2008年7月1日(火)

子供じゃないんだから

”食べすぎはいけませんね”

”甘いものばかりではいけませんね”

”間食を控えましょう”

・・・・・・・。

私は子供のころ、随分とわがままだったのです。そのためにたくさん食べ、甘いものばかりをほおばり、おやつばかりをたべていました。

いまこんなことを当方が言う状況になってしまったと思う今日この頃です。  

糖尿病やメタボリック、肥満の治療に、こんな内容を言っていても良くならないなと思いました。

だれでもわかっていることですよね。 過食、間食などがいけないこと。

なんか、大人としての患者さんと医師の会話ってないのでしょうか。 子供じゃないんだから、なんて。

もっとも私の診療レベルがそれまでのことということですね。反省!!

風邪を引いて咳がひどく、痰がでているいるにひとに、

”タバコ吸っていますか?”

と聞くと

”吸っていました。スイマセン!?”

なんて、弁解だか誓いだか・・・。

”甘いもの、たべているんじゃないんですか?”

”ついつい、あまくなっちゃって。”

とか。

飲酒で太っている人に、

”アルコールは飲まないほうがいいんですが・・・”

”お酒を飲むと、いっしょに食べすぎちゃうんです”

”じゃあ、アルコールの代わりにウーロン茶でも2杯くらいのんでみては?”

”それじゃアルコールも食事もおいしくないのです”

わかっちゃいるけど、やめられない。 わかっちゃいるけどやせられない。

わざわざおいしくない思いなんか、したくないですね。

これ、いったいどうしたらいいでしょう。

人間迷っている間は努力するに決まったものだ、と昔の偉い人はいったようですが、効果がはっきりしないのに、努力し続けることはないと思ってしまいます。

最近、無理にやせてはいけない、と言っています。

いかに楽して減量するか。

これに尽きます。

つまりは続けられる習慣でないと、減量のためのプログラムは進みません。

行動療法のオペラントでは、目の前にぶら下げられたにんじんをとれるところまでいくと、そのにんじんはまた遠くにいってしまうのです。そのあとに残るのは果たしてよい結果なのか、それとも虚無感なのか。

いずれにしても子供ではない、大人としての治療関係を作り出していくよう努力いたす所存です。


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