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2008年6月6日(金)

糖尿病の治療 食事と運動

現代のもっとも大きな問題となる病気は糖尿病です。

その理由は

1)かなり多くの人が糖尿病である。1000-2000万人くらい。国民の10分の1から5分の1に相当する。

2)生活上支障の出る初期症状はほどんど”なし”。症状が出たときにには95%以上がダメージを受け、改善させる治療の決定打がない。幹細胞治療は見込みあり(ただしまだわからないことだらけ)。

3)治療の基本は食事と運動。薬物だけでコントロールすることはできない。この点は高血圧や脂質異常と大きく違う。

ということでしょうか。

この中でもっとも大切なのはお解りの通り、3)です。

ほとんどの糖尿病患者さんは食事と運動が大事であることは十分に良く知っています。しかしこれ等の治療法に”あまい”ことが多いのも現状です。

なぜか!?

それは食事療法や運動療法の結果が出るまでに時間がかかること、食事や運動の”量”があいまいで、結果が不確実であること、動機がどちらかというと”悪くならない”という否定的なものであること、食べるという”満足"を得られないことなどがあげられます。

食事療法や運動療法によってすぐ結果が出て、食事や運動の”量"によって結果のよしあしが確実に判断できて、その結果が何かを満足させるものであれば、多くの糖尿病患者さんが治療にこまることはないでしょう。

簡単に言えば、1日の摂取カロリーと消費カロリーが簡便にしかも瞬時にわかり、結果としてどれだけのマイナスカロリーかわかる方法が開発されれば、多少ともよいのではないか。

ただし、この方法だと治療効果がすぐにわからない点ではまだ十分ではありませんね。

糖尿病管理の良い方は糖尿病治療薬をあまり服用していないことが多いのです。一方で糖尿病薬を3-4薬も飲んでいる方はHbA1Cがあまりよくないことが多いようです。

これもひとえに、糖尿病の管理は食事と運動がもっとも大事であることの裏づけにもなるでしょう。 つまり食事と運動ができなければいくら糖尿病薬を使ってもなかなかコントロールが良くなることはないかもしれないということでしょうか。

糖尿病の皆さん!!どうかお薬を減らすためにも食事と運動に力をいれてください。ただしわけもわからずやらないように。きちんと食事指導、運動指導を受けましょう。それをどんな風にしたら続けられるでしょうか。無理なく継続できる食事療法と運動療法を選びましょう。 無理しても結果的に続かないことが多いことも多くの方はご存知ですね。

 


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